「NELLマットレスって店舗で試せないけど、実際寝心地はどんな感じなんだろう?」
と疑問があるあなたへ。
この記事では、寝具ソムリエで元整体師の私が『NELLマットレス』のレビューをお伝えします。
私は以前二子玉川で行われたNELLマットレスの体験会で、実際に寝心地や使用感などを試してきました。
NELLマットレスのデメリット
NELLマットレスのデメリットは2つあります。
- ウレタンマットレスと比べてフワッとやわらかな寝心地感は少し劣る
- ある程度重さがあり大きいサイズは持ち運びが大変
デメリットを1つずつ見ていきましょう。
ウレタンマットレスと比べてフワッとやわらかな寝心地感は少し劣る
今回の体験会では、NELLマットレスとウレタンマットレス(同等くらいの価格の他社製品)の寝心地を比較できました。
私は、最初にウレタンマットレスで寝てみて、フワッとしっとりした寝心地を感じました。
ただ、やわらかくて腰部分の沈み込みが強いと思いましたね。
NELLマットレスで寝てみると、フワッとやわらかな寝心地感はウレタンマットレスに比べて少し劣りました。
ほとんど変わらないと感じる人もいると思いますが。
NELLマットレスの方がしっかりと体の圧を反発してくれるので、総合的な寝心地で言うと私はNELLマットレスを選びますね。
付き添いで来ていた知人は、「やわらかいクッションみたいなウレタンマットレスの方がどちらかと言えば良い」と言っていたので、そこは好みの問題でしょう。
知人のような好みがある人は、私がレビューしている『コアラマットレス』の方が合うかと思います。
ある程度重さがあり大きいサイズは持ち運びが大変
NELLマットレスはコイルが敷き詰められているため、ある程度重さがあります。
NELLマットレスのサイズ | 重さ(kg) | 寸法(cm):幅・奥行・高さ |
---|---|---|
シングル | 22.0 | 95×195×21 |
セミダブル | 26.2 | 120×195×21 |
ダブル | 31.2 | 140×195×21 |
クイーン | 35.3 | 160×195×21 |
キング | 41.9 | 190×195×21 |
シングルサイズであれば22kgなので、男性なら一人でも持ち運べる人もいるでしょう。
逆に、ダブルサイズ以上になってくると一人で持ち運ぶのは厳しくなってくると思います。
大きめのサイズを選ぶ人は重さだけでなく横幅も増えていくので、持ち運ぶ際に人に協力してもらう必要がありますね。
NELLマットレスのメリット
NELLマットレスのメリットを5つお伝えします。
- 大量のポケットコイルにより体圧分散に優れ寝返りがしやすい
- センターハード仕様により寝返りを促進
- 圧縮した状態で届くので搬入や設置が楽
- 10年保証の自信があるほどの耐久性
- 全額返金保証の120日間無料トライアルがあるから安心
結論から言うと、NELLマットレスは他社よりも「寝返りに特化」して作られていることが最大の利点ですね。
では、メリットを1つずつ見ていきましょう。
大量のポケットコイルにより体圧分散に優れ寝返りがしやすい
NELLマットレスには大量のポケットコイルを詰まっていることにより、寝返りがしやすい構造になっています。
体を点で支える1つ当たりのコイルの面積が少なければ少ないほど、体の圧力を分散しやすく体が転がりやすくなります。
基本的にコイル数が増えれば、体圧分散力が増えるということですね。
実際に、NELLマットレスのポケットコイルの数をサイズ別に表で見てみましょう。
NELLマットレスのサイズ | ポケットコイルの使用数 |
---|---|
シングル | 1,173個 |
セミダブル | 1,479個 |
ダブル | 1,734個 |
クイーン | 1,989個 |
キング | 2,397個 |
私は体験会で、NELLマットレスに使われているポケットコイルを実際に触ってみました。
一般的なポケットコイルと比較しても面ではなく点で支えられていることが分かり、これがなめらかな寝返りをサポートしているんだと感じましたね。
センターハード仕様により寝返りを促進
NELLマットレスは、睡眠時に1番圧力のかかる腰部分の弾力を強化することによって、快適な寝返りを促しています。
ただコイルの数が多いだけでなく寝返りを科学的に研究して、頭、腰、足などの各部位に対し、最適な固さのポケットコイルを配置しているんですね。
人は寝ているときに、20回〜30回ほどの寝返りをすると言われています。
体を動かして圧力を逃がせず寝返りが打てないと、血流が悪くなってコリの原因になってしまいます。
体圧分散を考慮されていないマットレスでは、体圧が強くかかる腰部分がグッと沈み込んで、寝返りが打ちづらくなります。
また、ふちを硬めにすることで、よくあるマットレスの端のへたれやすさを防げます。
それにより、ベッドに腰掛ける際に、他社製品と比べても座りやすい設計になっているんですね。
圧縮した状態で届くので搬入や設置が楽
NELL マットレスは「ベッド・イン・ボックス」を採用していて、ギュッと圧縮された状態で自宅に届きます。
コンパクトに収納されていることで、寝室までの搬入が快適に行えるでしょう。
重さはそれなりにある(19.1〜39.7kg)ので、2階まで運ぶ際には人に協力してもらうといいですね。
10年保証の自信があるほどの耐久性
NELLマットレスは、耐久性において厳しい基準を設けており、試験に合格したものだけを販売しています。
以下、公式サイトから引用します。
NELLマットレスはJIS 1102:2004「住宅用普通ベッド」の試験実施規則に従い、1000ニュートン(約102Kg)の力で10万回の圧力をかける耐久性試験を実施し、へたり、たわみ、表地のずれ、ほつれ、破れ、詰め物の移動、落ち込み、コイルの折れ、外れなどの異常がなく高い耐久性があることが証明されています。
引用元:NELL
この証明があった上で、10年間もの耐久保証が付いているので、耐久性にはかなり自信があることがわかりますね。
保証内容は、3cm以上のヘタリ(凹み)がマットレスに確認できる場合(他部分のコイルと比ベて3cm以上のコイルの沈み込みがある)に、期間内なら無料で修繕か交換をしてくれます。
全額返金保証の120日間無料トライアルがあるから安心
NELLマットレスは、120日間の無料お試し期間が設けられています。
120日間じっくりとマットレスを使う中で、体に合わなかったら全額返金の保証が付いているんですね。
- 返品
- 返金保証
- 返品送料
「店舗で試せなくてネットで買うしかないから、もし体に合わなかったら心配」
と不安がある人にも安心の保証ですね。
NELLマットレスの口コミ・評判
NELLマットレスの口コミや評判を解説します。
Amazonでは46件の口コミがあり、5段階中4.4の高い評価でした。
次に、X(旧Twitter)での口コミを見ていきます。
ネガティブな意見としては「返品するときに大きすぎてどうしたらいいのか分からない」という内容のポストがありましたね。
返品時は作業員が玄関先まで来てくれるので、玄関までNELLマットレスを運べればOKです。
NELLマットレスの価格・購入方法
NELLマットレスの価格を表にしてお伝えします。
サイズ | 価格(税込) |
---|---|
シングル | 75,000円 |
セミダブル | 90,000円 |
ダブル | 105,000円 |
クイーン | 130,000円 |
キング | 150,000円 |
公式サイト でのみ購入ができます。
追記:Amazonでも取り扱いが始まったようです。
まとめ
この記事では、寝具ソムリエの私がNELLマットレスを実際に試して感じたメリットやデメリットのレビューをしました。
NELLマットレスは他社よりも「寝返りに特化」して作られているのが最大の強みで、大量のポケットコイルとセンターハード仕様により、実際に寝返りが超快適でしたよ。
NELLマットレスを実際に試して感じたメリットとデメリットは以下の通り。
メリット | デメリット |
---|---|
・ ・センターハード仕様により寝返りを促進 ・圧縮した状態で届くので搬入や設置が楽 ・10年保証の自信があるほどの耐久性 ・全額返金保証の120日間無料トライアルがあるから安心 | 大量のポケットコイルにより体圧分散に優れ寝返りがしやすい・ある程度重さがあり大きいサイズは持ち運びが大変 | ・ウレタンマットレスと比べてフワッとやわらかな寝心地感は少し劣る
全額返品返金保証の120日間無料トライアルがあるので、本当に自分の体に合うのか、気になる人は試してみましょう。
コイルマットレスやウレタンマットレスよりも、通気性に優れているブレインスリープのマットレスは、こちらの記事でレビューしています。
よりやわらかな感触のウレタンマットレスであるコアラマットレスのレビュー記事はこちら。